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切山園製茶さんのHP2008年12月16日
メリクローン苗

YS洋蘭です。
今日は写真の花を山梨の洋蘭屋さんにもって行きました。
これは花の生長点を培養してメリクローン苗を育ててもらうためです。
メリクローン苗は親の個体と似た個体ができやすいです。
実生苗はどうしても両親(雄しべの親と雌しべの親)の性質が出てしまいますが、
メリクローン苗は片親(と言うより親のクローンですね)ですので親の性質が出やすいです。
でも100パーセント親と同じではありません。
途中で突然変異になったり、親の隠れていた性質がもろに出たりします。
親が年を取れば取るほど変異は出やすいようです。
元の細胞が老化しているからかな?
植物を増やす技術の一つの紹介でした。
Posted by 静岡のうりょく塾 at 22:09│Comments(1)
│YS洋蘭
この記事へのコメント
わさびにもメリクロン苗が使われています。
確かに親株に似たわさびが採れ、大量に増やすこともできることが利点です。
わさびの世代交代は12ヶ月から18ヶ月です。
この技術だと1年間に何世代交代するのだろうかと、
考えてしまうことも。
それと実生のわさびをメリクロンにかけると
親とはちょっと違った性質のものになる時もあるようです。(経験済み)
それに一番大事なところ、
苗代も馬鹿にならないこと。
でもこの技術、
元気でおいしいわさびを作るには欠かせないものになっています。
確かに親株に似たわさびが採れ、大量に増やすこともできることが利点です。
わさびの世代交代は12ヶ月から18ヶ月です。
この技術だと1年間に何世代交代するのだろうかと、
考えてしまうことも。
それと実生のわさびをメリクロンにかけると
親とはちょっと違った性質のものになる時もあるようです。(経験済み)
それに一番大事なところ、
苗代も馬鹿にならないこと。
でもこの技術、
元気でおいしいわさびを作るには欠かせないものになっています。
Posted by 伊豆のわさび農家 at 2008年12月16日 22:42